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カテゴリ:庄内だより( 46 )

うちは不動院

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庄内羽黒山は観光地で
実家は明治維新の神仏分離令で羽黒山から追い出された寺

亡くなった父は山伏で修行を積み、
多くの人々の信仰が仏教から神道へ変わっていく時代に
寺を守っておりました。
男兄弟のいない私たちは、特に後継の強要もされず
寺の修行のことや、年中行事なども
父は一人で黙々とやる人で
あっけらかんとた普通のお父さんでした。


父は寺の檀家の大きな農家の生まれで
祖父に見込まれ婿に来たわけで
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右から3人目、月山に山小屋をかけていた頃の写真です。

後ろにある藁の小屋「ぬまごや」完成記念写真
月山に「六根清浄」と唱えながら登る道者の宿泊する小屋です。

これも毎年修復しながら夏の山開きの仕事
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カラーの数年後は小屋も進化してますね。

今思えば車も通らぬ頃ですから全て担いで登って
大変な仕事ですよ。

山小屋をかけている頃は
毎年夏、血を吐くほど頑張ってました。
が、跡継ぎも(汗)いませんし、
祖父も年取り、ある年から神社にバトンしました。

祖父は山の大好きな生臭坊主で
父をムコにしたら山伏修行も行かなくなって
いつもヘラヘラ笑っておりましたが今思えば
達観したヘラヘラだったのかもしれません。

すでにこの頃は、山から出た時の本堂は火災で無くなっていて
何とか建てた家は寺ではなく普通の家。

坊主では食べていけないので
いろんな仕事をしていましたね。

その二番目の娘はのんびり育っていて、
学校の書類で
保護者の職業になんて書くの〜って。

僧侶って書いていたのに生意気に
「だってうち寺じゃないじゃん」なんていうもんだから
母は「とちゃ(父ちゃん)は自由業!」って(笑)

そうして黙々と父は修行を積み、山に残したまんまの
寺跡に残るお墓を移したり、焼け崩れた不動様を立て直したり。
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えらい!何でこんなに頑張れるのか
よくわからない、摩訶不思議なところなのです。
この不動様、父は自分の亡き後は山伏の寺に移すよう
頼んでありました。が、姉が。
「あたしがいる間はあたしが拝む!」と。

先月山伏秋の峰篭り修行に入りました。
お経を習う為に。

お盆に帰ったときに一緒に
父の修行のドキュメンタリーDVDを
観て下ごしらえをして。

修行の様子は家族にも誰にも口外してはいけない決まり。

ましてや動画などと思いますが、
今、この記録を残しておかなければ近い将来
消滅してしまうと危惧した学者たちが
決心説得して撮った記録。
本当に今、あることが奇跡のような文化なのです。

神道にも大きな山伏修行道場がありますが
似て非なるものなのでしょう
「ちがう」と
永遠に合体することはないでしょう。

東京で離れていると本当に摩訶不思議なのですが
ひとたびあそこで暮らせば
何だか納得してしまう故郷なのよ。

さて、代変わり、昔は女人禁制の山寺を
女が継ぐことになりました。備忘録まで。









by akebi14 | 2019-09-05 18:34 | 庄内だより | Comments(0)

令和元年庄内の夏

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今年は父の新盆ですけども
いつもと変わらぬ風情の実家。
だけど朝のお経は姉の声になり、
この盆飾りのセットや、餅つき準備など
みんなが寝ている間に父がやっていたことを
自分たちでやらねばいかん緊張感がありつつも
わいわいドヤドヤ出来ました。
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この地方ではポピュラーな馬と牛
お餅と一緒に並べて、
ご先祖様たちの送り迎えに乗り物をご用意するんです。
どう見てもキュウリが馬で、茄子が牛かと思うけれども
これが逆。
頭と尻尾もうちはヘタが尻尾だけど
逆にして
猫じゃらしのような尻尾をつけるうちもあるから
檀家を回る和尚様は色々見てるわね。

私はいつも
何だかちっちゃいミニチュアご先祖たちが
茄子とキュウリに乗って来ると想像して
ちょっとニヤッとするんだわ。

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お勝手の窓の外は熱風
あつ〜いの
流石の山の中もこのところの気温は
異常に暑い。
エアコンを付けるうちも増えてるらしい。

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裏庭のあけび棚 まだ小さい木だわ。
この竹の屋根も姉の手作り
何でも作る
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姉と孫たち
暑すぎてプールで行水するも
一瞬 ひんやりするだけ
暑すぎる
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猫たちは私らが来ると外に避難して
声はすれども姿は見えず。

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姉は今月末
山伏の荒行、秋の峰山籠りに行くんです。
初めて。父が亡くなって腹を決めたの。
うちに不動明王様がいるから。

それとは関係はないけれど
これは胡麻豆腐
練りに10年と言われる精進料理の一つ
今年は宿坊の手伝いに行ってるので
大昔から伝わる宿坊の精進料理を作ってる。
私たちは滅多に口に入らない昔のレシピ
しかし10年のすりゴマは
フードプロフェッサーを使うんだって
良かったね。
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これも伝説の料理、油揚げの紫蘇巻き
作ってもらったw
年取るとこういうお料理が食べたいのさ。
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帰る前日の月山、ガスってる、上界は涼しそう
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帰りの新幹線で抱っこ紐を解いたら
おしゃぶり跡がバッチリだけども
起きない。暑かったね。
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1週間預けられたヤサグレも同時に帰宅
離れませんわ(笑)


by akebi14 | 2019-08-17 15:35 | 庄内だより | Comments(0)

庄内春の食卓

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本日の夕食
庄内で「どんごい」と言う山菜イタドリの頭を
木の芽のように天ぷらにしている。
うまそ〜

いっしょに揚げたのは
庭で採れた筍、ウド、エダケ

そして左奥に見えるのは
ご近所さんのおすそ分けの「コゴメ」のお浸し
豪華な食卓。

先週の写メは「ウルイ」
この頃東京のスーパーでも見るらしいけど
この筒状の葉っぱ
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これもサッと湯がいて食べるんだけど
ぬるっとしてシャキッとして美味
姉はキムチのトッピングしてる。
この「ウルイ」なんて私が子供の頃は
食べた記憶がない。
だって庭の雑草のようにわサッと生り、
白い花が咲く。
確か昔の写真があった。
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これだ。2010年6月の写真
姉が田舎へ帰った年。
このでっかい葉っぱで真ん中に
白い花がすっくと立ってるのが見える。
今はこの新芽が柔らかくて食べ頃。

なんでも食べるんだわ。
昔と違って料理の幅もバリエーションも広がって
昔食べなかったものも新食感が物珍しく
見た目も美味しい、楽しい、野草、山菜。
春の庄内もいいね





by akebi14 | 2019-05-06 20:56 | 庄内だより | Comments(0)

大根凍ってるぞ

先日冷蔵庫が壊れました。
18歳でした。
と書いたその日、
周りのホコリを掃除(猫の毛がひとっころ)し、
全くひんやりしてこない冷蔵庫
最強レベルに一応つまみをひねっておきました。

次に日はやんわり冷たくなっていましたが
新しい冷蔵庫が来るという朝、
冷蔵庫を開けるとかなり復活している様子
あれま!もしや野菜が!
凍ってる!!

田舎から送ってもらった白菜と大根!!
凍ってた。149.png
白菜はまだ被害はちょびっと
だけどでっかい大根が〜
諦めきれず、スライスして干す
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模様があるでしょう
凍ってしまったの
2日放置して今朝千切りにして
薄揚げと、切り干し生大根の煮物に。
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昼過ぎにAOが来てコレはおやつ(笑)
一口がでかい。
なんどもお代わり
カリカリで美味しい
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山芋の梅干し和えも田舎の山芋
美味いです。
庄内の野菜は瑞々しい
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姉は今日ちょっと大きめの物入れを作っていた
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即!ダダが収まる。
新し物好き。








by akebi14 | 2018-12-14 20:22 | 庄内だより | Comments(0)

竹箒

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山形の庭
イチョウの葉っぱの絨毯です
この木はオスゆえ、実なしで
寝転がってスリスリも可能です。
昔、実家にいた犬が
この葉っぱのお布団の上で
棒切れをかみかみしていましたっけ。

今年は姉がやった、家の雪囲いもできて
あああっという間に冬が来ます。
雪囲いができるばあちゃんて・・・

ところで今日はこの竹ぼうきでしたわ
これ昨日作りたての
brand new です。
このイチョウの葉をかき集めるのは
実は大変なんですよ

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これはもちろん父がこさえたんですが
やはりこだわりの道具で
この庭のように
苔や芝生の上に積もった葉っぱを
掃き集めるには
肢が長く、スカスカ加減で、柔らかい弾力
これだ。

昨日、姉が仕事に出かける前に
肢の長い箒作っといてと、
ジイ様に頼んどいたら
帰ったらできてた❤️
か〜いてき
と喜ぶ。

こういうものは売ってないもんね。
この乾いて軽くなった竹の棒
いい太さでよくあったね👏


by akebi14 | 2018-11-12 14:23 | 庄内だより | Comments(0)

ある蹴っちゃーの

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庄内といえば
有名なシェフがいます。
このブログタイトルに「あるけっちゃーの」とタップしたら
「ある蹴っちゃーの」に変換されちゃった。

鶴岡の羽黒街道に入る手前、赤川の橋の手前を
ちょっと曲がった先にある、
「レストランアルケッチャーノ」

とっても有名なんだけど
食べに行ったことがない庄内生まれの私と旧友、
中学同級生の友の誕生日に
銀座にある姉妹店「San-Dan-Delo」にリザーブしてみた

何を隠そう
去年、この友は、このレストランの奥田シェフの本を
私の誕生日にプレゼントしてくれたのだ。


子供の頃からの馴染みの食材が
美しい写真になった本「食べもの時鑑」です。

さて、どんなご馳走が待っているのか、
一緒に食べるのはご機嫌間違いなしの幼馴染です。
当然楽し過ぎて料理二の次になるのを恐れて
ディナーよりもランチに。



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by akebi14 | 2018-10-17 22:21 | 庄内だより | Comments(0)

米が美味いって話さ

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半年くらい先延ばしした形で
精米機を買っちゃったんですが、
これ2号用でミキサーみたいなコンパクトさ。
3分つきから白米まで細かく自分好みの
精米ができるもので、
まだ5回くらいしか使ってないので
まだ自分好みにできていないんだけど。

というのは、3分でも精米した手を炊くと
玄米の水加減で炊くと
やわやわになっちゃうんです。
炊飯器で炊いたり土鍋で炊いたりするから
それも加減がわからない段階なんだけれど
今の所ベストな炊き上がりには程遠いんだけど
このマシンはいいと思ってるなう。

ちなみに5分でこのくらいのぬかがとれる
ヌカって獲れるとは言わないね
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ちなみにこのヌカを手ぬぐいなどの古布袋に入れて
あけびのカゴを磨くとツヤが出ると
田舎地元の物知り同級生に聞いたのだが
やって見たところ
あんまりくたびれてないとか汚れていないあけびのせいか、
見違えるような成果はなかったのだが
これ、
そのうち、いつか、やってみよう。
新鮮ヌカは麹の香りがして
とってもフレッシュ。

さっき、庄内の姉の今夜のゴチそうは
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庄内砂丘のメロンのピクルス!
美味そう
色もキレイ
メロンは白い扇型のやつ
その後ろにアスパラの卵白炒めも気になるが
今夜はこのピクルスを
3分づき玄米と食べたらさぞ美味かろー
という話。

あ〜悔しい。





by akebi14 | 2018-06-17 20:02 | 庄内だより | Comments(0)

まぶしい雪


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まぶし過ぎて撮った姉の携帯では
画面もろくに見えてなかったろ。
庄内は快晴?
ピッカピカのこんもり雪だ。

本日東京都心も小雪が舞って寒いね

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かあちゃんが大好きなダダ
外で呼べばにゃ〜と来る
たぬきみたい
あれ?ダダだよね?
仲良し双子の片割れもいる
豆ちゃん
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たぬきみたい。
すんごい雪だねー 
出入り口に階段ついてるじゃん。




by akebi14 | 2018-02-02 10:11 | 庄内だより | Comments(0)

庄内2泊3日の旅

山形の実家のダダ♂
このキジトラ系は写真に撮るとワイルドですな
姉弟のマメに比べると
気は優しくて鳴き声もふぇにゃっとしています。
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マメはよそ者が来ると逃げまくり姿を隠しますので
チラリ見えるも、写真は撮れず。
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裏口には庭で採れたカボチャと
マメが私がいるとうちに入ってこられないので
キャットフードにしらすトッピングが。
実は外猫用にいつも一回り大きいご飯をいつも置いているそう。
外猫とは野良なのか、よそんちのこ。
隙を見てはうちの中にも入ってきて鉢合わせするらしい。
出たり入ったり、自由だな

マンション暮らしのうちのやさぐれには全く羨ましい話さ

2泊3日の帰省はいろいろ忙しい
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梅干しの手伝いしたり
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軽トラであちこち走り回る
こいつは10年選手で新車に変わるらしい。
珍しい
前の車は床が錆びてチラチラ道路が見えるまで乗ってた。
中古を待たれる人気者らしいスズキエブリィー
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山にも行って
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2時間弱で収穫
いっぱいあって嬉しくなるが藪の中で悪戦苦闘
疲れるさ。足腰来るわ。
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庭の隅こっのミョウガももう花が咲いてて終わりね
カエルがまったり。

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こないだ糸を送ったのにもうできてたグラニー
綺麗な色だ。
朝日なのに夕日のような色だ。



 ↓クリックプリーズ

by akebi14 | 2017-09-09 12:26 | 庄内だより | Comments(0)

さくらんぼのコンフィ


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今年も出ました!さくらんぼ!
コンフィ!
美味しかったです(すでに過去形)
種を取る作業がまーやんなっちゃうって写真
ほんとゴチになります。
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写メを見たとき空腹のわたしはさくらんぼの横の
ビワがこのように光って見えました。ごめん

そしてさくらんぼのコンフィは
アイスクリームと。貴重だからありがた美味しい。
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by akebi14 | 2017-07-16 12:29 | 庄内だより | Comments(0)


蔓の収穫から仕上げまでぜんぶ手づくり。使うほど手になじむあけびで、毎日持ちたいカゴを作っています。


by akebi14

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